一粒の種から、次の年へ
粟屋農場では、毎年収穫した朝日の中から翌年に使用する種もみを採り、自家採種を続けています。2015年に譲り受けた種もみを山口県防府市の田んぼで育て、収穫し、また次の年へつないでいます。
5月中旬――もみ播き
保管していた朝日の種もみを播き、田んぼへ植える苗を育てます。同時に、田んぼの土や水の状態を確認し、田植えに向けた準備を進めます。
7月上旬――田植え
育てた苗を田んぼへ植えます。朝日は昔ながらの晩生品種のため、粟屋農場では地域で一般的に栽培される現代の品種と比べて、およそ1か月遅い時期に田植えを行います。
田植え後――除草と田んぼの管理
粟屋農場では除草剤を使用しません。機械などを使いながら除草を繰り返し、田んぼの水、草の生え方、稲の色や成長を日々観察します。
11月――稲刈り
朝日は一般的な品種よりも遅くまで田んぼで育ち、11月に収穫を迎えます。稲の実り具合と天候を見ながら、適切な時期を判断して刈り取ります。
そして次の年へ
翌年に使用する種もみを採り、大切に保管します。5月のもみ播き、7月の田植え、11月の稲刈り。種を採り、育て、収穫し、また種を採る。この一年の循環を守りながら、自然栽培の朝日米を次の年へつないでいます。